期待よりも“その子らしさ”を見つめる育児

そろそろ持久走大会の時期ですね。


実はわたし、小学生の頃は
校内ではいつもトップ。

 

だから、「きっと子どもたちも速いんだろうな」と、
どこかで当然のように思っていたんです。

 

でも、初めて娘の走る姿を見たとき——

 

 あまりのゆっくりペースに
「え?ほんとに!?」と驚きました。

 

「わたしの子なのに、そんなはずない。」
そんな思い込みが、
自分の中にあったんですよね。



帰宅した娘に
「もっと最初から速く走らないの?」と聞くと、
娘はこう言いました。

 

「最後まで走れなくなるかもしれないじゃん。」

 

その言葉でハッとしました。

 娘は“1位を狙う”のではなく、
“完走すること”を目的にしていたんです。

 

子どもには、子どものペースと価値観がある。
それに気づかされた瞬間でした。

 

一方で息子は、2年生まで
持久走で1位を取ってきたタイプ。

 でも今年は不安があるようで、
「ママ、今年は3位かもしれないけど、いい?」
と聞いてきました。

 

以前の私なら
「え?がんばりなよ!」
と、結果を求めていたかもしれません。

 

でも今のわたしはこう返せます。

 

「いいよ。頑張った結果なら、
何位でも大丈夫。」



だって息子は“努力型”というより、
“得意だからできるタイプ”。

 

本気でスポーツに打ち込む子と比べたら、
体力差が出てくるのも自然なことです。



持久走はとくに、その差が見えやすい。

 

だからこそ無理におしりを叩くのではなく、
息子自身が「悔しい」「もっと頑張りたい」
と思う日を待ちたい。

 

そして、
何かに夢中になれる瞬間を見つけてくれたとき、
思い切り応援したい。

 

そう思っています。




子どもは親の期待どおりには育たない。
だけど、

「その子のペースで、その子の人生を生きていく」

という当たり前を、
あらためて教えてくれる存在です。



わたしたち親ができるのは、

 結果を急がず、
道を押し付けず、
ただそばで見守りながら、
その子が選んだ方向へそっと背中を支えること。



子どもたちは、ちゃんと自分で育っていく。

 

そう信じられると、
親も少しラクになりますよね。

 

🌷私が実際にイライラを手放し、
家族が笑顔になったリアルな気づきや

【子どもが自分でやる子に育つ関わり方】

を届けていきます。 



メッセージや感想などはこちらからどうぞ
https://s3k.jp/p/r/yCziIbMs

 

さとみのメルマガ登録はこちら
https://s3k.jp/l/u/nhMY8plPSE2czfhr

 

さとみの各媒体はこちら
https://lit.link/admin/creator

 

タイトルとURLをコピーしました