“いい子にしててね”の落とし穴

息子が3歳のころ、
我が家の旦那は外食をするとき
「いい子にしててね」
と言っていました。


でも、その言葉を聞いたとき、
私はいつも心のどこかでモヤモヤしていました。

 

“いい子”って、一体どんな子?

旦那にとっては、

  • 静かにしていてほしい

  • 席を立たずに座っていてほしい

  • こぼさず、きれいに食べてほしい

そんな子が“いい子”のイメージだったようです。

 

でも今、冷静に考えると…
3歳の子どもに
そんな完璧さを求めるのは、ほぼ無理。



子どもは動きたい生き物。
興味があるものには手を伸ばし、
声を出し、体を動かして学ぶ。

スプーンやフォークを持っていても、
結局は手で食べ始める。

 

それが“普通”です。



普通って言葉をあまり使いたくないんですが、
子どもってそういうもんなんですよね。




だから、「いい子にしててね」と
言われても、子どもにとっては
抽象的すぎてイメージがわかりません。

 

 「何をどうすればいい子なのか…?」
わからず、ただ旦那に注意され、
怒られてギクシャクしていました。

 

私も、娘が小さいころに
スープをこぼしそうになったときに
大きな声を出してしまい、

娘はびっくりして
持っていたコップごとビクッとし、
逆にこぼしてしまったことがあります。

 

 その瞬間、思いました。

 

「静かにしていてほしい」
「こぼさないでほしい」

 それって、3歳の子に求めることじゃない。
 

 

大人の都合で作られた
“理想のいい子像”を
押し付けてしまっていたんだ、と。

 

完璧な“いい子”なんていません。

 

 子どもはそのままで十分に“いい子”なんです。



もしあなたも、外食や家での食事中に
「いい子にしててね」と
言ってしまうことがあったら、
少し立ち止まって考えてみてください。



子どもに求める“いい子”の基準は、
もしかしたら大人の理想かもしれません。

 

大きくなった今でも
勉強の出来る子であってほしい。

運動の出来る子であってほしい。

 

そう思うのは、親の理想なんですよね。

 

まずは、子どもをそのまま受け入れてあげること。
子供の良いところを
見つけてあげることをしてみてください♪

 

 それだけで、きっとお互いに心が少し軽くなります。

 

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