私の言葉が娘を追い詰めていたと気づいた日

先日、子どもたちを母に預けて
仕事をしていて、
迎えに行ったときのことです。

 

待ち合わせ場所に着くと、
6年生の娘も、3年生の息子も、


「ママー!!!」と全力ダッシュで
抱きついてきてくれました。



それだけでも胸がいっぱいになったのですが、
息子がふと


「ママは僕のこと一番あいしてるんだよね!」
とニコッと言ったんです。

 

“愛してる”なんて私、言ってたかな?


でも、その言葉を息子の口から聞いた瞬間、
あぁ、ちゃんと愛情って届いているんだな。

 


そう感じて、涙が出るほど嬉しくなりました。

 

そして、一瞬頭をよぎった娘のことにも
「もちろん、ふたりとも大好きだよ」
と伝えました。



実は娘は少し前まで、思い通りにいかないと
「わたしなんていなければよかった」と
心が締め付けられるような言葉を
言うことがありました。

 

どうしてそんなことを思うんだろう…
ずっと気になっていたんです。

 

子育ての心理学や母親の在り方を学ぶなかで、
ふと気づいたことがありました。



私は「お姉ちゃんだから我慢して」とは
言わないようにしていたけれど──

 

「6年生なんだから」
「これはもう卒業しようね」
「もう一人で寝れるよね」

 

そんな“年齢基準”の言葉を、
無意識に使っていたんです。

 

娘の心の準備がまだなのに、
“世間の成長基準”という物差しを
そのまま娘に当てていた。

 

だから娘は、
「私ってみんなと違うの?」
「できない私はダメなの?」

 そんな不安を感じてしまったのかもしれません。

 

思い返すと、
ぬいぐるみを捨てようとしたこともありました。

 あれも、娘の安心を奪う行動だったのだと、
今は分かります。



そして今、娘は中学進学を控えて、
また少し心が不安定。

「学校行きたくないな~」
「つまらないし休みたい」

 

そんな言葉もよく出てきます。

 

休んでもいい。

 

 そんな気持ちは私の中にあるのですが、
旦那は世間体や“普通”にとらわれやすく、
なかなかそれが許されない雰囲気があるんです。

 

でも、今回の経験で改めて思いました。



子どもを苦しめるのは、
世間一般の“正しさ”よりも、
親のちょっとした言葉なんだな、って。

 

私たち親が
“子どものペースで成長すること”を認めてあげる。
それが、子どもの心の土台を作るんですよね。

 

子どもは、親が思っている以上に
私たちの言葉をまっすぐ受け取っています。

 

だからこそ、
“その子だけのペース”に
優しく寄り添える親でありたい。

 


そう感じた出来事でした。

 

 

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